廃屋nostalgia

廃墟好きの記録

平安閣 〜茨城遠征編①〜

茨城って優良物件が多めにあるので少しずつ茨城方面も載せていこうと思います。


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結婚式場。

大きな式を挙げないスタイルも今はだいぶ多いみたいですね。時代の流れなのでしょうが、結婚式場は廃墟になりがちな気がします。

入口でお祝いされてるので有難くゲートをくぐらせて頂きます。

 


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このシャンデリアの残骸が素敵。

剥き出しの天井の厳つい感じも非常にポイントが高いです。


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マヤカンに近いものを感じたお部屋。わかる人はこの「マヤカン感」わかりそう。

ぽつんと残された椅子に切なさを感じる…尊い

 


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1番のお気に入り。

建物内ではあるけれど緑に還りつつあるこの空間は廃墟ならでは。手入れされた空中庭園ではなくて、朽ちながら緑に侵食されていく、その途の美しさ。

そして、元からなのか落書きか分からないけれど赤く描かれた十字架は、厳かで神聖で、幸せを描き続けられなかった「結婚式場」としての贖罪のよう。

廃墟への浪漫を凝縮したような場所で、長いこと立ち呆けてしまいました。

 

機会があったらまたお伺いしたい1軒でした。